JPN Class の講師は教師としてのキャリアを日本国内で小学校教諭としてスタートしました。その後、アメリカのヒューストン市とフランスのパリ市において、数々の日本語補習校、インターナショナルスクール、現地バイリンガル校で、国語、算数など日本語による教科指導や、並びに外国語としての日本語指導をしてきました。そこでは子どもの家庭環境そして自身の目指す日本語力に応じての指導法が必要であると痛感しました。JPN Class のオンライン授業では、20余年にわたる豊富な海外での教育経験に基づき、子どもそれぞれの家庭環境(海外駐在、永住家庭、国際結婚家庭、など)に応じた個別指導を行います。
小中学校教諭
日本の小学校(長野市、松本市)、アメリカの日本語補習校(中学部)のクラス担任。国語のほかに算数・数学、社会科、理科も担当。
インターナショナルスクール日本語教師
フランス パリ市のインターナショナルスクール、日仏バイリンガル幼稚園にて、またアメリカ ヒューストン市ではインタ―ナショナルスクールなどで、日本人、外国人小学校~高校の生徒に日本語を教える(含 IBディプロマ)
日本語講師
フランスとアメリカにおいて、幼稚園から大学までの日本人並びに外国人に、幅広い日本語クラスを受け持つ
略歴
信州大学教育学部卒業、星槎大学教育学修士課程修了
長野県下にて小学校教師。1996年テキサス州ヒューストン日本語補習校にて幼稚園部を創設。2000年まで教師として勤務。2000年~2008年パリのインターナショナルスクールにて日本人小学生対象の国語授業、外国人小中高生対象の日本語授業を担当。同時に母国語がフランス語の子どものために作られた日本語学校で働く。2008年~2015年ヒュースントン日本語補習校にて中学部を担任。2010年より現在までヒューストンのAWTYインターナショナルスクールにて日本人小中高生の国語、日本人・外国人へIB(インターナショナルバッカロレア)日本語クラスを指導。他にブリティッシュスクール(高校)、ライス大学等でも日本語クラスを持つ。
海外での子育て
度重なるフランスとアメリカの間の夫の転勤に帯同する中で、自らの4人の子供を日本語、英語、フランス語、のトリリンガルに育てあげた。彼らはスペイン語も理解する。
長女はインペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)で医学を、ハーバード大学(アメリカ)大学院で 公衆衛生学を学んだ。現在はハワイで産婦人科医をしている 。長男はコロンビア大学で 環境科学と経済を専攻し、プリンストン大学(修士課程)では政策学、スタンフォード大学(博士課程)は環境経済を学んだ。現在はワシントンDCのアメリカ政府エネルギー省で気候変動の政策を手がけている。 次男はウエズリアン大学で人間学を、カリフォルニア大学バークレー校大学院では公共政策を学んだ。現在はサンフランシスコのリサーチコンサルティングの会社で、カリフォルニア州政府の政策プログラムなどを評価する仕事をしている。 三男はウエズリアン大学でコンピューターサイエンスを専攻し、現在はシアトルでソフトウェアエンジニアとしてゲームの開発の仕事をしている。
著作
- 「継承日本語学習に対する社会的環境の影響~自分の目指す日本語力を習得するために~」修士論文(2020年3月)
- “Heritage-Language Education for Japanese Children Living Abroad and the Impacts on Their Ethnic Identity: What Are Their Learning Objectives for the Japanese Language?”, April 2021, Evolving Multicultural Education for Global Classrooms, Chapter 8, IGI Global
- Chapter 8 (PDF)